
中国チップ企業「普冉半導体(PUYA)」、SHMの支配権を現金買収へ

9月15日、中国チップ企業である普冉半導体(上海)股份有限公司(以下「普冉半導体(PUYA)」という)は、持分法適用関連会社である珠海諾亜長天存儲技術有限公司(以下「対象会社」または「諾亜長天」という)の支配権を現金で取得する計画を明らかにした(以下「本件取引」という)。本取引完了後、当社は対象会社の支配権を取得し、これにより間接的に諾亜長天の子会社であるSkyHigh Memory Limited(SHM)を支配する見込みである。
普冉半導体(PUYA)は、現金により対象会社の既存株主である珠海諾延長天股权投資基金合夥企業(有限合夥)、安徽高新元禾璞華私募股权投資基金合夥企業(有限合夥)、及び珠海市横琴強科七号投資合夥企業(有限合夥)から、対象会社の一部株式を現金で取得し、対象会社の支配権を取得することで、間接的にSHMを支配するとこを計画している。本件取引後、対象会社及びSHMは同社の連結財務諸表の対象範囲に組み入れられる。本公告発表日現在、同社は対象会社の株式20%を直接保有しているとともに、対象会社の既存株主である珠海諾延の有限責任社員として、その出資持分の20%を持っている。
公告によると、対象会社は目標会社SHMを買収するために設立された持株会社で、本公告発表日現在、対象会社はSHMの全株式(100%)を保有している。SHMは中国香港に登録された半導体企業で、中・高付加価値向けの高性能2D NAND及び派生メモリ製品(SLC NAND、eMMC、MCP)の製品・ソリューション提供に注力している。同社の強みは、ファームウェアアルゴリズム開発、メモリチップテストソリューション、統合パッケージ設計、メモリ製品のカスタマイズにある。SHMは韓国と日本にエンジニアリングセンターを設置し、アジア、欧州、北米などに営業事務所を備え、世界的な販売ネットワークを構築している。これにより、高品質なフラッシュメモリソリューションを提供できる事業体系と、市場に対し独立継続して事業を展開する能力を持っている。
SHM製品は高性能品質を特徴とし、産業用制御、家電・セキュリティ、ウェアラブル、スマート端末などの幅広い分野で採用されており、安定した顧客基盤と数百社のアクティブなエンドユーザーを有している。また、同社は先進プロセス技術によるSLC NAND、eMMC、MCP製品を持っており、優れた製品力とエンジニアリング能力により、その高性能製品は世界市場で強い競争力を有している。
本件取引の普冉半導体(PUYA)への影響
普冉半導体(PUYA)はNOR Flash、EEPROMの2大類の不揮発性メモリチップ及びメモリチップベースの派生チップの設計・販売を主力とし、目標会社は中~高級及び高性能の2D NAND及び派生メモリ(SLC NAND、eMMC、MCP)の製品・ソリューション・販売に注力している。
本件取引が完了した場合、普冉半導体(PUYA)は対象会社の支配権を取得し、間接的に対象会社を支配することになり、両社は以下の面で良好なシナジー効果が期待されている:
1. 製品の相補性:自社の主力製品はNOR Flash、EEPROM、MCU等であるのに対し、目標会社の主力製品はSLC NAND、eMMC、MCP等であり、製品ポートフォリオが効果的に相補い、完全な不揮発性メモリ製品ラインアップを形成可能だ。
2. 市場の相補性:自社の営業収入の主要源は中国市場であるのに対し、対象会社の主な営業収入は海外市場に由来しており、双方の販売チャネルは効果的に相補い、世界中をカバーする販売ネットワークを構築することが可能だ。
3. 技術の相補性:普冉半導体(PUYA)はIC設計企業として、集積回路製品の自主研究開発・設計能力を有している。対象会社は製品性能の最適化、核心的量産プロセスの確立・システム最適化などで豊富な製品エンジニアリング及び製造エンジニアリング能力を有している。これにより、設計とエンジニアリング能力が効果的に補完し合える。
以上を踏まえ、本件取引が完了した場合、当社と対象会社は製品、市場、技術の各面で効果的に相補い、スケールメリットに寄与すると見込まれる。これにより、普冉半導体(PUYA)の業績規模をさらに拡大し、市場における核心競争力の強化が期待されている。
(原文: https://www.icsmart.cn/96401/ )

