
2026年、中国半導体市場は8120.8億ドル規模へ 前年比192.9%の大幅成長

7月7日 - AI(人工知能)需要の力強い拡大を背景に、市場調査会社Omdiaは最新レポートにおいて、2026年の中国半導体市場規模予測を従来の5,465億ドル(約88兆5,330億円)から8,120.8億ドル(約131兆5,570億円)へ大幅に上方修正した。前年から92.9%増加する見通しだ。
レポートでは、AIの普及と大規模成長が世界的な共通認識となる中、中国はAI分野の重点発展国の一つとして、2026年にAIインフラの本格的大規模建設を全面的に展開すると分析している。この流れを受け、中国市場における「コンピューティングおよびデータストレージ(Computing & Data Storage Categories)」分野の半導体は、前年比126%という高成長が見込まれ、市場全体に占める割合も62.9%へ上昇すると予測されている。
同時に、2026年の世界半導体市場全体の規模は1.6兆ドルを突破する見込みであり、そのうちコンピューティングおよびストレージ関連半導体が約60.7%を占めるとされる。これは、中国半導体産業の発展構造が世界トレンドと高度に同期しており、AI主導の新たなテクノロジー時代へ全面的に突入していることを示している。
カテゴリー別市場では、特にメモリ半導体市場の成長力が際立っている。Omdiaによると、2026年の中国メモリ市場成長率は262.9%へ大幅上方修正され、市場規模は4,496億ドル(約72兆8,352億円)に達する見込みである。中国市場におけるメモリ分野のシェアは、2025年の29.4%から2026年には55.4%へ急上昇し、その後も市場全体の過半数を占める優位性を維持すると予想されている。
世界市場との比較では、2026年の世界メモリ市場規模は8864億ドルに達し、世界半導体市場全体の54.8%を占める見通しだ。これらの分析結果は、AIブームがメモリ需要のスーパーサイクルを引き起こしており、中国市場の爆発的成長が世界半導体産業拡大を牽引する重要な原動力の一つになることを示している。
(為替換算レート:1米ドル=162円で計算)
(原文:https://www.icsmart.cn/107260/)

