
2025年世界スマートフォン出荷台数が12.6億台、前年比2.3%増に
2025-02-27エレクトロニクス全般スマートフォン業界動向
2月26日‐市場調査会社IDC(International Data Corporation)が25日に発表した報告書によると、2025年の世界スマートフォン出荷台数は前年比2.3%増の12億6000万台に達する見込みだ。スマートフォン市場が2年連続で成長を維持する見通しとなった。
IDCの分析では、Androidスマートフォン市場の加速的発展が牽引役となっている。特に中国政府の補助金政策とデバイス買い替え需要に後押しされた中国市場が、数年来の下降傾向から反転。潜在市場規模(TAM)は従来予測を若干上回る水準に修正された。

詳細な市場見通しとして、2025年の世界市場では緩やかな成長が継続。Android OS搭載端末が成長の主導権を握る一方、iOS陣営のiPhoneは新興市場と高価格帯市場での競争力を維持すると予測。長期的に見るとスマートフォンの平均販売価格(ASP)は相対的な安定性を保つ見込みだ。
中国政府の新たな補助金政策がAndroid陣営の出荷拡大に寄与する一方、Apple iPhoneの恩恵は限定的とされる。2025年中国市場のスマートフォン出荷台数は前年比5.6%増を見込み、これがAndroid市場全体の2.5%成長を牽引すると分析されている。
注目に値するのは中国市場におけるiPhoneの動向だ。現地ブランドからの競争激化を受け、2025年の中国におけるiPhone出荷台数は前年比1.9%減と予測。ただし米国市場(Apple最大の販売地域)で18%の堅調な伸び、インド・インドネシア等の新興市場で9%成長が見込まれるため、世界全体のiPhone出荷台数は1.8%増と小幅拡大が見込まれる。
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