
中国国産CPU「LOONGSON(龍芯)」、国家エネルギー集団に2年連続採用
2025-03-07半導体中国国産化半導体

3月6日、龍芯中科(Loongson Technology)は自社開発CPUが国家エネルギー集団(China National Energy (Group) Co., Ltd.)の「2025年度グループ統一国産端末多様化調達プロジェクト」に選定されたと発表した。Loongson Technology社プロセッサーの採用は2年連続となり、製品性能やエコシステム構築、技術サポート面での評価が定着しつつある実態を浮き彫りにした。ただし具体的な調達数量については明らかにしていない。
Loongson Technology社は主要パートナーである聯想(Lenovo)、浪潮(Inspur)、海爾(Haier)と連携し、エネルギー業界特有の業務ニーズに対応した専用ソリューションの開発を進めていると示した。
ハードウェア面では最新龍芯3A6000プロセッサーを搭載したデスクトップPCとノートPCをラインアップ。マルチタスク処理を必要とするオフィス環境での安定稼働性を確保した。ソフトウェア分野では国産OSやオフィスソフトとの互換性強化に加え、エネルギー業界向けに特化した業務アプリケーションのカスタマイズ開発を実施。ハードとソフトの一体的な最適化を実現している。
特に注目されるのがバイナリ翻訳技術を活用した周辺機器ドライバーの互換性確保策だ。これにより既存システムとの親和性を維持しつつ、国家エネルギーeショッピングモール(neep.shop)をはじめとする同集団のデジタルプラットフォームとのシームレス連携を可能にした。Loongsonは前年度の採用実績を基に、エネルギー業界特有の運用ノウハウを反映した技術サポート体制を強化している。また、その卓越した性能と安定性で顧客から満場一致の賞賛を得ている。
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