
サンディスクに続き、長江存储(YMTC)も傘下の「ZHITAI」製品10%値上げか
2025-03-17半導体業界動向

3月14日‐先週のNANDフラッシュ大手メーカーサンディスク(Sandisk)が4月1日から全製品の価格を10%以上引き上げると発表したのに続き、中国の長江存儲(Yangtze Memory Technologies Corp:YMTC)も自社ブランド「致钛(ZHITAI)」の小売製品について、4月から供給網価格を10%以上値上げするという供給網関係者からの情報が浮上した。
先月初旬に流出したサンディスクの通知文書によると、同社は「NANDフラッシュ市場が需給逼迫状態に移行しつつある」と分析。関税政策の変更に伴う供給制約とコスト増を理由に、4月1日からチャネル向け・消費者向け全製品の価格を10%以上引き上げる方針を示した。
YMTCの値上げ情報については現時点で追加情報は確認されていない。
市場調査会社トレンドフォース(TrendForce)の予測レポートでは、2024年第1四半期のNANDフラッシュ市場は供給過剰が継続し、価格が13~18%下落するとの見方を維持。ただしサムスン電子やSKハイニックス(SK Hynix)の生産調整、スマートフォン在庫調整の進展、AI関連需要の拡大などを背景に、需給バランスが改善傾向に転じると分析する。第2四半期の価格下落幅は5%以内または横ばい、第3四半期に10~15%、第4四半期に8~13%の上昇が見込まれるという。
業界関係者によれば、NANDフラッシュ価格が底打ちする前に各端末メーカーが前倒し調達を強化する動きが活発化。これが第2四半期中の需給逆転を加速させ、主要メーカーの早期値上げを促す要因になるとの見方が広がっている。
(原文:https://www.icsmart.cn/89551/)
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