

中国台湾メディア『経済日報』によると、4月26日、中国台湾の電子機器受託生産大手のクアンタ・コンピュータ(Quanta Computer)は、創業37周年記念式典を開催したという。社長の林百里(リン・バイリー)氏は「今年の受注は昨年を上回る突破的な成長を遂げ、より良い成績を達成見込みだ。しかも、2025-2026年にかけて米系4大クラウドサービスプロバイダー(CSP)からの需要変動がない。」と述べた。また、「クアンタは第一段階の受託開発から、第二段階の自主開発に転換する」と宣言した。
式典のスピーチで社長の林百里(リン・バイリー)氏は「37年間で数々の困難を乗り越え、クアンタの規模を大きくすることができた。今後も様々な挑戦に直面し、社会の変化をチャンスと捉え、圧倒的に成長していく」と強調した。
「今後クアンタは受託開発から自主研究開発へ転換し、研究開発投資を拡大する。」「また、米系4大CSPの受注動向について、需要は安定しており、特にこの数ヶ月に出荷加速が求められる。データセンターは主要テック企業の重要投資分野であり、競争に後れを取るわけにはいかない」と林百里(リン・バイリー)氏は分析した。
AIに関しては「ChatGPTで終わりということではない」と林百里(リン・バイリー)氏は指摘した。また、「AIの発展を7段階に分類し、今のところは第2段階だ。GB200/GB300サーバーを経て、来年以降はより強力なサーバーが登場する。研究開発の発展により、製造規模も拡大するが、我々は万全の準備を整えている」と述べた。
さらに「AIは各分野で応用されており、コスト削減も加速している。人の多様なニーズに応えるため、AIの研究に関する将来性は極めて大きい」と林百里(リン・バイリー)氏は自信を見せた。
クアンタ・副社長の梁次震(リャン・ツージャン)は「AIとモバイル製品の融合で新たな応用分野が拡大し、私たちの生活に変化をもたらす新時代を迎える。クアンタも後れを取らない。」と表明した。執行役員副社長の楊麒令(ヤン・チーリン)は「クアンタはAIのハード/ソフト開発を配置し、今後の発展に期待している」と述べた。
林百里(リン・バイリー)氏会長は今76歳だが、「80歳で引退する」という過去の発言を問われると、「業績が向上するにつれ、私の体がよくなり、闘志も強くなっている」と答えた。現在のところでは林百里(リン・バイリー)氏会長の引退の兆候は見られないという。

