
7月23日、テクノロジー市場調査会社Counterpoint Researchの最新レポートによると、2025年第2四半期(4~6月)の世界PC出荷台数は前年同期比8.4%増となり、2022年コロナ時期の需要ピーク以降で最大の伸び率を記録した。この出荷増の主因は、Windows 10サポート終了間近、AI PCの台頭、および堅調なビジネス需要にある。
具体的なメーカーの動きから見ると、首位のレノボ(Lenovo)は特に顕著な成長を示し、出荷台数は前年比15%超増加、市場シェアは25.1%に達し、市場における主導的地位を一層強化した。これに続くのはHP(20.9%)、デル(14.5%)、アップル(8.9%)、ASUS(6.8%)。

レポートによると、レノボ、アップル、ASUSの3社はいずれも出荷台数が前年比10%以上増加し、それぞれ15%、13%、18%の伸びを達成。これは各社の世界PC市場における強力な競争力を示している。特にASUSは主要メーカー中で最大の伸び率(18%)を記録した。
一方、世界のPC製造業は中国への集中度が依然として高く、関税政策の不透明性への対応において業界に重大な課題を投げかけている。関税リスクを低減するため、PCサプライヤーはベトナム、インド、メキシコなどへの生産能力移転を加速中だ。
また、Counterpointのアナリストは、米国関税政策に伴う不透明感の影響から、2025年下半期のPC出荷台数の前年比伸び率は減速する可能性があると指摘する。
ただし、AI PCの需要は2026年に重要な成長エンジンになると予測されている。同社は「2026年以降に出荷されるノートパソコンの半数以上がAI対応ノートPCになる」との見解を示している。
(原文:https://www.icsmart.cn/94515/)

