総投資額約850億円、集積回路プロジェクト8件が中国重慶市で調印
2025-07-31半導体業界動向中国国産化半導体

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中国メディア・重慶日報によると、7月28日、西部科学城重慶高新区で集積回路プロジェクト8件の集中調印式が行われ、総投資額42.5億元(約850億円)に達した。これにより、重慶市内で1兆元規模の次世代電子情報製造業クラスターの形成に向けた新たな原動力が注入されることになった。



今回調印されたプロジェクトには、華潤封測拡張プロジェクト、東微電子半導体設備西南本部プロジェクト(Eastmicro Electronics Chongqing Limited Company )、芯耀輝半導体国産先進プロセスIP研究開発センター(Akrostar Technology Co., Ltd)、斯達半導体IPMモジュール製造プロジェクト(StarPower Semiconductor Ltd.)、芯聯集積回路公共設計サービスプラットフォーム(United Nova Technology Co., Ltd)、積分半導体封測プロジェクト、鋭芯半導体チップ設計・検測本部プロジェクト、米特科技シリコンフォトニクス集積チップ光ファイバジャイロプロジェクト(fiber optical gyroscope)が含まれている。これらのプロジェクトは車載用チップ、パワー半導体などに焦点を当てており、カバーする分野が広く、技術水準が高く、経済効果が良好であることが特徴だという。



このうち、東微電子半導体設備西南本部プロジェクトは河南東微電子材料有限公司(Eastmicro Electronics Chongqing Limited Company )が手掛け、15億元(約300億円)を投じて2期に分けて建設される。第1期では西部半導体設備生産基地と先進メモリチップ研究所を建設し、第2期では増産とRFチップ生産ラインの建設を行う。このプロジェクトは2025年に着工し、2026年に稼働開始する予定で、初年度の生産高は2億元(約40億円)、2029年までに12億元(約240億円)を目指している。


2005年設立の斯達半導体股份有限公司(StarPower Semiconductor Ltd.)は、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ (IGBT) を中心としたパワー半導体チップ・モジュールの設計開発・生産・販売を専門とする。2023年にStarPower は長安深藍(DEEPAL)と共同で重慶安達半導体を設立し、科学城ハイテクパークに拠点を置き、自動車規格IGBTとSiCモジュールの研究開発・生産・販売に注力している。今回の調印で、StarPowerは重慶への投資をさらに拡大し、3億元(約60億円)を投じて斯達半導体(重慶)有限公司を設立し、約35ムー(約23,333平方メートル)の工業用地にIPM(Intelligent Power Module)生産ラインを建設する計画だ。同プロジェクトは2026年着工し、2028年稼働開始する予定だ。



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斯達半導体の車載用パワー半導体モジュール(西部科学城提供)



今回の調印企業には、重慶市の地元企業もある。例えば2019年設立の重慶米特科技有限公司は、西永微電園に拠点を置く企業で、光電子技術・スマート製造を中核としており、光ファイバージャイロ光路モジュール組立及びコアデバイスの開発生産に特化している。米特科技は今回、新たに5億元(約100億円)を投資し、2期に分けてシリコンフォトニクス集積チップ光ファイバジャイロモジュール生産基地を高水準で建設、年間生産能力20万枚以上を目指している。また、薄膜ニオブ酸リチウム(TFLN)をベースにした光ファイバジャイロ用光学モジュール封測ライン(中国国内初)、シリコンフォトニクス光ファイバジャイロモジュール高級プロセス研究開発プラットフォームを建設する計画だ。このプロジェクトは2025年に生産開始を予定している。



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米特科技の生産現場 



現在、中国重慶市の集積回路産業は「チップ設計、ウェハ製造、封測、原材料供給」のフルチェーンをほぼ形成し、地元の自動車、工業用及び民生用の電子機器などの需要にしっかり対応している。



現在までに、科学城高新区にはSK hynix、電科芯片(Cetc Chips Technology Inc.)、華潤微電子(China Resources Microelectronics Limited)など集積回路産業チェーンの川上・川下企業50社以上が集積している。



中国パワー半導体のリーダー企業の華潤微電子(China Resources Microelectronics Limited)は、長年にわたって重慶に根を下ろしてきた。現在、華潤微電子重慶サイトは600ムー(約26,666平方メートル)の用地に4社を設立し、8インチウェハーライン1本、12インチウェハーライン、パッケージングテストライン、CNAS認証を取得した4000平方メートルのラボを有し、完全な半導体産業チェーンを形成している。2024年、華潤微電子重慶サイトの生産高は30億元(約600億円)を超えた。



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華潤12インチパワー半導体ウェハー製造ライン



華潤微電子(China Resources )の荘恒前(ソウ・ヘンゼン)氏「華潤微電子は重慶に設計開発、ウェハー製造、封測、販売サービスなどを含むフル産業チェーンの車載用パワー半導体産業基地を建設した」とは説明した。



華潤微電子だけでなく、重慶に進出した奥松半導体(重慶)有限公司(ASAIR)も急速に発展している。同社が総額35億元(約700億円)を投じる奥松半導体8インチMEMSチップIDM産業基地第1期プロジェクトがまもなく科学城高新区で稼働開始する予定だ。生産開始後、この基地は各種MEMS半導体センサー製品の研究開発から量産までをシームレスにつなぎ、高級センサーコア部品の生産能力を向上させる。



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奥松半導体プロジェクト建設現場



データによると、2024年、科学城高新区の集積回路規格工業生産高は6.8%増加し、重慶市の42.5%を占めた。また、集積回路工業投資は78.6%増加した。2025年第1四半期、科学城高新区の集積回路規格工業生産高は6.9%増、集積回路工業投資は38.9%増となった。



全市の集積回路産業主要集積地として、科学城ハイテクパークは車載用チップ、パワー半導体などの重点産業に絞り、集積回路産業の拡大・強化に向けて全力で「加速」を図っている。



今年4月、科学城高新区はわずか20日間で「重慶高新区の集積回路産業高品質発展促進に関する若干の措置」(以下「措置」)を発表した。集積回路の重点企業向けに、研究開発、資金調達、産業チェーン協同などの経済支援を提供する。



聯合微電子中心有限責任公司(CUMEC)の劉勁(リュウ・ケイ)は「現在の集積回路業界は競争が激しく、国際情勢も複雑に変化している。これらの政策の発表は、弊社のような企業にとって励みと激励だ」と語った。同社は中国国内初の8インチシリコンフォトニクス・マイクロシステム先進パッケージング・チップレット統合などの光電融合ハイエンド特殊プロセスの試作プラットフォームを構築し、産業チェーン川上・川下の150社以上の企業にサービスを提供している。



また、最近聯合微電子(CUMEC)は新たな動きを見せている。同社は上海交通大学無錫フォトニックチップ研究院と戦略協力協定を締結し、技術協力・プラットフォーム連動・エコシステム共築などで協力を展開する予定だ。



目標によると、2027年末までに、科学城高新区はIC設計企業82社新増、年間営業収入100億元(約2,000憶円)、封測・モジュール企業22社新増、年間生産高200億元(約4,000億円)を達成する見込みで、重慶の特徴ある全国的な影響力を持つ集積回路産業クラスターの構築に努め、同市の国家重要先進製造業センター建設を強力に支援する。







(為替換算レート:1人民元=20円で計算)

(原文:https://www.icsmart.cn/94764/)

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