

8月11日、中国ディスプレイパネルメーカーである維信諾(Visionox) は、同社と合肥市投資プラットフォームが出資して設立した合肥国顯科技有限公司(以下「合肥国顯」) の第8.6世代AMOLED生産ラインにおいて、主要工場棟の上棟式が無事完了したことを発表した。
Visionox社は、同生産ラインが世界初のFMM(Fine Metal Mask)不要技術「ViP(Visionox intelligent Pixelization)」を搭載した次世代AMOLEDラインであるとし、このプロジェクトの迅速な進捗は、ViP技術が量産規模への実用化に向けて大きく前進したことを示すと述べた。
関係情報によれば、同生産ラインは合肥新站ハイテク産業開発区に位置する。ラインの建設・運営は合肥国顯が担当し、同社はVisionoxと合肥市投資プラットフォームが出資している。生産ラインの総投資額は550億元(約1兆1,000億円)、設計生産能力はガラス基板(2290mm × 2620mmサイズ)換算で月間3.2万枚に達する。
同生産ラインでは、Visionox社が独自開発したViP技術が採用される。この技術は、半導体用のフォトリソグラフィ工程を用いてAMOLED画素を形成するもので、従来のFMMプロセスの制約を完全に排除。独立画素制御、高精度、高歩留まりといった中核的な優位性を有する。これにより、AMOLEDパネルの製造時の基板カット効率と経済性が大幅に向上し、タブレット、ノートPC、車載ディスプレイなどの中、大型サイズ向け高級ディスプレイ市場に対して、より優れたソリューションを提供する。
従来のFMM方式AMOLEDパネルと比較して、ViP方式AMOLEDパネルは、解像度、消費電力、寿命といった主要性能指標において飛躍的な向上を実現している。これにより、スマートフォン、ノートPC、車載ディスプレイ、AR/VR機器など、より鮮明な画質、より長い駆動時間、より安定した性能を求める幅広い用途の要求に応えることができる。
(為替換算レート:1人民元=20円で計算)
(原文:https://www.icsmart.cn/95135/)

