

このほど、上海威耀実業有限公司(略称「威耀実業」)で株主の重大な変更が発生した。中国国産露光装置メーカーである上海微電子装備(集団)股份有限公司(略称「上海微電子」)は、従来威耀実業の100%出資親会社だったが、現在は全面撤退した。その代わりに上海芯上微装科技股份有限公司(略称「芯上微装」)が威耀実業の100%出資親会社となり、出資額は2.285億元(約45.7億円)となった。

公開資料によると、威耀実業は2003年に設立され、非鉄金属の製錬・圧延加工業を主とする企業で、以前は上海電気控股グループの傘下企業だった。2016年1月、上海微電子が100%出資親会社となった。
公式サイトによると、芯上微装は2025年2月8日に設立され、ハイエンド半導体装置の研究開発・生産・サービスに特化した革新的な科技企業だ。同社は「ムーアの法則を超える」分野におけるチップ製造、チップ先進パッケージング、第3世代半導体、新型ディスプレイなどの核心領域に向け、高精度・高性能・高信頼性の装置ソリューションを提供することに注力している。
2025年8月8日、芯上微装が第500台ステップ露光装置の納入式典を開催した。今回出荷された「第500台ステップ露光装置」は盛合晶微半導体(江陰)有限公司に納入される。

2025年11月25日、芯上微装はさらに、自社開発初の350nmステップ露光装置(AST6200)が工場出荷調整と検収を正式に完了し、顧客現場へ発送されたと発表した。同社は「これはわが国が高性能半導体露光装置分野で重要な突破を実現したことを示している」と表明した。これは単なる製品の納入ではなく、中国国産半導体装置が高付加価値化・自主化へ向けた重要なマイルストーンだ。

業界情報によると、芯上微装は中国国産露光装置メーカーである上海微電子装備(集団)股份有限公司から分割した独立企業で、独立IPOに向けた資金調達を計画している。
企業情報プラットフォーム「企查查」のデータによると、芯上微装の登録資本金は1.75億元(約35億円)で、株主は29名で、このうち上海張江浩成創業投資有限公司が14.197%を保有し、単独で第3位の株主となっている。
(為替換算レート:1人民元=20円で計算)
(原文:https://www.icsmart.cn/100605/)

