
2026年スマートフォンSoC市場シェア予測:MediaTek34%、Qualcomm 24.7%、Unisoc 11.2%
1月28日、市場調査機関Counterpoint Researchの最新レポートによると、メモリチップ価格の上昇と供給制限の影響により、2026年の世界のスマートフォンSoC出荷台数は前年比7%減となる見込みで、特に価格帯が150ドル(約23,250円)以下のローエンド機種が最も影響されている。
スマートフォン出荷台数が減少するものの、Counterpoint Researchは2026年のスマートフォン市場総収入が依然として二桁の堅調な成長を達成すると予測している。これは主に市場構造の極端な二極化によるもので、全体的な販売台数は落ち込む一方で、単体デバイスあたりの半導体搭載量の増加と平均販売価格(ASP)の上昇が、売上高の逆風下での上昇を強力に牽引している。
各スマートフォンチップメーカーの2026年携帯電話向けチップの予測出荷台数を見ると、MediaTek(聯発科)の出荷台数は前年比8%減、市場シェアは0.4ポイント減の34%と予測。Qualcomm(クアルコム)は前年比9%減、市場シェアは0.4ポイント減の24.7%と予測。アップル(Apple)の出荷量は前年比6%減、市場シェアは0.2ポイント増の18.3%となる見込み。Unisoc(紫光展鋭)の出荷量は前年比14%減、市場シェアは0.9ポイント減の11.2%。Samsung(サムスン)の出荷量は前年比7%増、市場シェアは0.9ポイント増の6.6%となる見通しだ。

Counterpoint Researchは、スマートフォンチップ出荷台数減少の核心的な要因は、上昇を続けるメモリチップ価格にあると指摘する。メモリチップサプライヤーが、データセンターの拡張を支援するため、高収益性のHBM(High Bandwidth Memory)への生産能力を優先的に振り向けていることにより、汎用メモリチップの供給が逼迫している。価格感度が極めて高い150ドル以下の低価格スマートフォン市場では、このコスト圧力が最も直接的な打撃となっている。一方、自社開発チップ能力を持つスマートフォンブランドメーカー(例:サムスン)はより強いリスク耐性を示している。低価格スマートフォン市場が冷え込む中、ハイエンドスマートフォン市場は引き続き活況を呈している。2026年のスマートフォン出荷台数のうち、約3分の1が500ドルを超えるハイエンドモデルになると予測されている。
(為替換算レート:1米ドル=155円で計算)
(原文:https://www.icsmart.cn/101381/)

