
中国メモリ企業「佰維存儲(BIWIN)」、第1四半期純利益約667億円

4月15日夜、中国国産ストレージモジュールメーカーの佰維存儲(Biwin Storage)は2026年第1四半期報告を発表した。決算報告によると、AIコンピューティングの爆発的な拡大とストレージ業界の好景気の追い風に乗れ、売上高は68億1400万元(約1,567億円)に達し、前年同期比341.53%という大幅な増加を記録した。また、親会社株主に帰属する純利益は28億9900万元(約667億円)となり、前年同期の1億9700万元(約45.3億円)の損失から黒字転換を達成し、過去最高となる四半期業績を実現した。

同社は、第1四半期の大幅な増益について、AIコンピューティングの急拡大によりストレージ業界が好調となり、旺盛な市場需要が製品価格の継続的な上昇を促したためと説明している。2026年、同社は業界の上昇局面を的確に捉え、グローバルな主要顧客の開拓に注力し、市場とビジネスの成長ブレイクスルーを実現した。
また、スマートウェアラブルなどのAI新興エッジ端末向けストレージ事業に関して、同社のePOPなどの代表的なストレージ製品は、Meta、Google、Alibaba、Xiaomi、小天才(Imoo)、Rokid、雷鳥創新(Thunderbird Innovation)など中国国内外の有名企業のAI/ARグラスやスマートウォッチなどのウェアラブルデバイスに採用されている。2026年第1四半期、この分野の売上高は約11億7500万元(約270億円)に達し、前年同期比496.45%増、前期比53.19%増となった。2026年には、AIグラスの出荷拡大に伴い、Metaなどの主要顧客との連携がさらに深まり、ウェアラブル向けストレージ事業の持続的成長が見込まれる。
注目すべき点として、第1四半期の営業活動によるキャッシュフローはマイナス27億600万元(約635億円)となった。同社は、これは主に営業活動にかかる購買支出の増加によるものだと説明している。
決算報告によれば、2026年3月末時点での在庫額は120億6900万元(約2,776億円)に達し、2025年末の78億6800万元(約1,810億円)から53.38%増加した。これは、今後の市場需要に対する同社の積極的な見通しを反映している。
(為替換算レート:1人民元=23円で計算)
(原文:https://www.icsmart.cn/103897/)

