
中国「国家大基金」がDeepSeekへのリード投資を計画 企業価値額は450億ドルと評価

5月6日、複数の海外メディアが関係筋の話として報じたところによると、中国のAI企業DeepSeek(深度求索)が初の外部資金調達を進めており、国家集積回路産業投資基金(National Integrated Circuit Industry Investment Fund Co., Ltd.)(通称「国家大基金」)がこのラウンドのリード投資について協議している。交渉が順調に進めば、DeepSeekの企業評価額は約450億ドル(約7.02兆円)に達する可能性がある。
情報によると、国家大基金に加え、DeepSeekの創業者である梁文鋒(リャン・ウェンフォン)氏も個人として出資する可能性があるという。公開資料によると、梁氏は現在、個人および関連グループを通じて同社の約89.5%の株式を保有している。事情に詳しい関係者は、評価額の急騰を受け、梁氏がさらなる資金調達を検討し、計算リソースの確保を強化する方針だと明かした。
DeepSeekの評価額はわずか数週間のうちに約200億ドル(約3.12兆円)から450億ドル(約7.02兆円)へと急騰し、倍以上に増加した。DeepSeekはまだ商業化を重点に置いていないが、投資家はコーディング能力や汎用AI分野における巨大な可能性に賭けている。
特筆すべきは、中国国家大基金がこれまで主に半導体製造装置や材料などの「ハードテック」分野に投資してきたのに対し、今回DeepSeekへのリード投資を行う場合、中国の大規模言語モデル企業への初の公的な支援となる点だ。大基金の第3期はこれまでに約470億ドル(約7.33兆円)を調達しており、半導体サプライチェーンの自主的なコントロール推進を重点課題としている。分析によると、DeepSeekの最新モデルが中国国産AIチップとの互換性を強調している点が、「国家チーム」からの資金調達を引き付ける重要な要因となっている可能性がある。
(為替換算レート:1ドル=156円で計算)
(原文:https://www.icsmart.cn/104655/)

