
中国ロボットメーカー「宇樹科技(Unitree)」が上場、初値で629%急騰 時価総額約10.23兆円超え

8月19日、「A株人型ロボット第一株」と称される中国ロボットメーカーの宇樹科技(Unitree)(証券コード:688836.SH)が正式に科創板(STAR Market)に上場した。上場初日、宇樹科技(Unitree)は初値を1株当たり1100元(約2.53万円)で付け、公開価格150.80元(約3468.4円)から629.44%急騰した。時価総額は一気に4449億元(約10.23兆円)を超え、科創板の圧倒的な注目的な銘柄となった。

初値ベースで計算すると、1単位(500株)当たりの含み益は47万4600元に達し、年内最高の利回り新株の座を確実に手中に収め、まさに「史上最大の大型株」と言える。
報道によると、宇樹科技のインターネット向け公募抽選の最終的な当選率はわずか0.018%で、科創板の過去最低記録を更新。さらに978万人超の投資家が申し込みに参加した。戦略的割り当て先には、中国の社会保障基金(Social security fund)、中国AI企業の深度求索(DeepSeek)、中国石油集団(China National Petroleum Corporation)などの有力プレイヤーが名を連ねている。
宇樹科技(Unitree)は2016年に設立され、浙江省杭州市杭州を代表する6つの先端テクノロジー企業のうちの1社だ。2025年には、人型ロボットの出荷台数が5500台超で世界首位に立ち、四足歩行ロボットの累計販売台数は3万台超に達した。業績面では、売上高が2023年の1.59億元(約36.57兆円)から2025年の約17億元(約391兆円)にまで急拡大し、年間複合成長率は226.78%に上る。
初値の好調なパフォーマンスとは裏腹に、宇樹科技(Unitree)はの伸び鈍化という圧力にも直面している。同社は2026年上半期の売上高が前年同期比35.62%から45.41%増加すると見込む一方、研究開発費の大幅増加により、調整後純利益は前年比で減少する見通しだ。また、アメリカの通信産業を規制する連邦機関である連邦通信委員会(FCC)が最近、国家安全保障を理由に参入規制を強化したことで、海外市場の拡大に不確実性が生じている。
(為替換算レート:1人民元=23円で計算)
(原文:https://www.icsmart.cn/140784/)

