

6月11日 - エレクトロニクスファウンドリーメジャーのQuanta社とCompal社(Compal Electronics Inc)は、最近ともに5月の売上高を公表した。
中でもQuanta社はサーバーの不振の影響を受け、単月の売上高は770億1100万元で、前年同期比1.07%減、前期比3.6%減となり、約13ヶ月ぶりの低水準を記録し、予想通りとはなってなかった。累計では、1~5月の売上高は4,210億3,300万元に達し、前年同期比6.12%減となった。
ノートブック事業では、Quanta社の5月のノートブック出荷台数は420万台で、前四半期比27.3%増、前年同月比5%増となった。
Compal社の5月の売上高は832億43百万元で前四半期比5.4%増、前年同月比6.7%減となり、過去7ヵ月で最も好調な業績となった。累計では、年初5ヶ月の売上高は3,717億900万元で、前年比9.5%減となった。
Compal社の総経理である翁宗斌(オン?ゾンビン)氏は、顧客の在庫がほぼ吸収され、サプライチェーンが回復の兆しを見せていることを指摘した。また、カーエレクトロニクスやサーバーなどノートブック以外の生産能力を拡大するとともに、ノートブックの出荷台数が四半期ごとに増加すると楽観的に考えている。
ノートブックビジネスについては、Compal社の5月のノートブック出荷台数は300万台で、前年比25%増と予想を上回った。同社の顧客在庫を見ると、ほぼすべてが消化され、サプライチェーン全体が回復の兆しを見せており、第3四半期にはピークシーズン効果が現れ、需要も回復すると予想されている。
翁氏は、Compal社はもはや過去のような高収益を目指すのではなく、高い粗利益率を追求することに重点を置いており、AIブームが加熱するにつれ、車載エレクトロニクス、医療、サーバー、IoTなどの非ノートPCの生産ラインも成長に追随することになると述べた。

