
「BOE MLED」によると、BOE(京東方科技集団)のMLED事業部門である珠海京東方晶芯科技はこのほど、珠海晶芯Mini LED生産ラインが新たな量産段階に突入したことを宣言した。同プロジェクトの本格稼働は、BOEのMLED事業のグローバル競争力強化に加え、ディスプレイ技術分野における同社のリーダーシップをさらに確固たるものとしている。

珠海晶芯科技はCOB(Chip on Board)生産ラインをアップグレードし、生産効率と製品品質を大幅に改善。新ラインは大規模生産需要に対応可能なだけでなく、製品の安定性と精度を向上させ、Mini LED製品の国際競争力を確保。自動化装置と精密管理の融合により、生産サイクルの短縮と迅速な市場対応を実現し、グローバルサプライチェーン構築を強力に支援している。
データによると、2024年6月、BOE華燦光電は珠海BOE晶芯科技と共同出資して珠海京東方晶芯科技有限公司を設立することを発表した。登録資本金は6.07億元(約129億円)になる予定で、そのうち、BOE華燦光電が1.82億元を出資し、登録資本金の29.98%を占め、晶芯科技が4.25億元を出資し、登録資本金の70.02%を占める。
2024年9月、珠海京東方晶芯科技有限公司が正式に発足し、BOE MLED珠海プロジェクトが全面的に始動することを発表した。 プロジェクトの投資総額は約10億元(約216億円)で、華发平沙電子電器工業園区に位置し、工場面積が4万平方メートル以上で、計画通り2024年9月に着工し、12月末に設備の搬入を完了し、2025年第1四半期にMLEDダイレクトディスプレイ製品が順調に量産段階に入ることを実現するという。
同プロジェクトは着工から装置搬入まで83日間、搬入から稼働まで34日間という驚異のスピード竣工でBOEの実行力を証明した。BOE MLED部門の卓越したプロジェクト管理能力とチーム連携の高さを業界に示した。
珠海晶芯科技はBOE MLED事業の中核生産拠点として、新技術の産業化を加速。ディスプレイとIoTの融合を目指す「屏之物聯(ディスプレイ・IoT)」戦略の具体化を推進し、同社の国際市場での競争優位性をさらに高める。
(注:為替レート1元=約21.6円で換算)

