
上海汽車集団(SAIC)とファーウェイが戦略的提携協定を締結
2025年2月21日、上海汽車集団股份有限公司(SAIC Motor)と華為終端有限公司(Huawei Device)は上海にて戦略的提携協定を締結した。両社は製品定義、生産製造、サプライチェーン管理、販売サービスなどの分野で協業を深化させ、次世代新エネルギースマートカーの共同開発を通じて、先進的知能化モビリティ体験の提供を目指す。

調印式には上海汽車集団の王暁秋(ワン・シャオチュウ)董事長、華為の常務取締役でコンシューマBG CEO兼インテリジェントカーソリューションBU CEOを務める余承東(ユー・チェンドン)氏が立ち会った。両社を代表して、上海汽車集団の賈健旭(ジャア・ジェンシュ)総裁と華為インテリジェントカーソリューション事業部の汪厳旻(ワン・イェンミン)総裁が協定書に署名した。
中国最大級の自動車メーカーである上海汽車集団は、車両製造から部品供給、モビリティサービス、金融事業、グローバル事業、技術革新までをカバーする総合企業。自動車技術開発や生産プロセス、品質管理における豊富なノウハウを有し、2024年には政府が公表した初のレベル3(L3)自動運転車実用化プロジェクトにおいて、乗用車と商用車の両分野で唯一選定された実績を持つ。同社が開発した「7つの技術基盤」は電気自動車(EV)、ハイブリッド、水素燃料電池の3大プラットフォームに加え、バッテリー技術、電動システム、ハイブリッドシステム、インテリジェントカー統合ソリューションを包含する。
一方のHUAWEIはグローバルICT(情報通信技術)インフラのリーディングカンパニーとして、インテリジェントカー分野におけるソフトウェア、ハードウェア、半導体、クラウド技術を中核競争力とする。近年は自動運転技術、スマートコックピット、車載OS、ソフトウェア定義自動車(SDV)などの分野で画期的なソリューションを次々と発表し、市場から高い評価を得ている。
今回の戦略的提携により、両社はそれぞれの強みを融合させ、中国自動車産業の知能化推進に新たな高みをもたらす方針。技術開発からビジネスモデル革新まで多角的な協業を通じ、グローバル競争力を持つ次世代スマートカーを共同開発し、より安全で快適な次世代モビリティ体験の実現を目指すとしている。

