
2025年3月4日、モバイルワールドコングレス(MWC 2025)にて紫光展鋭(UNISOC)は、グローバルユーザー向けに5G SoC「T8300」を正式発表した。T8300は5GデュアルSIMを対応、最新Android 15をサポート可能。第7世代VivimagicイメージエンジンとHi-Fiオーディオを搭載し、映像・音響体験を全面進化させた。世界初の5G NR NTN衛星通信と5G MBSブロードキャスト機能を統合し、新たな5G体験を提供する。

■ 先進プロセスで高効率性能
6nmプロセスを採用したT8300は、Arm Cortex-A78(2.2GHz×2)とCortex-A55(2.0GHz×6)のオクタコア構成。前世代比28%の省電力性能向上を実現した。Mali-G57デュアルコアGPUにUFS 2.2ストレージとLPDDR4Xメモリを組み合わせ、Antutu V10ベンチマークで51万ポイントを突破。

FHD+解像度と120Hzリフレッシュレートを対応。HDR VividとHDR10+技術により精細な画質を実現。VideoPQダイナミックコントラスト調整技術で色彩階調を強化、視覚的インパクトを増幅する。

■ プロレベルの撮影機能を実現
第7世代VivimagicイメージエンジンはクアッドコアISPを新搭載。毎秒16億ピクセルの処理速度で1億800万画素撮影を可能に。32MP@25fpsと16MPデュアルカメラ同時撮影を実現。MFNR(マルチフレームノイズリダクション)とTNR(時空間ノイズ除去)技術で高精細画像を生成。
全面刷新した3Aアルゴリズム5.0は顔認識の輝度・色彩表現を改善。XTM3.0技術との連携でダイナミックレンジを拡大。柔軟なパラメータ調整とモジュール拡張機能により、カスタマイズ性を大幅に向上させた。

■ 音響システムを全面強化
新設計オーディオアーキテクチャではAudioCodec性能を高度化。Hi-Fi4対応により臨場感あふれる音質を実現。通話・再生・録音全シーンに対応するノイズキャンセレーション3.0を搭載。空間オーディオ2.0技術で立体音響効果を強化。2-3マイク構成のAudioZoom3.0とAudioFocus1.0で高精度録音を可能にした。

■ ゲーミング性能を最適化
新開発「UNISOC Miracle Gaming」エンジンは、リソース割当・ネットワーク・グラフィックス・メモリ・ストレージの5大機能を最適化。『王者栄耀』『Free Fire』などの人気ゲームで90fps安定動作を実現。ゲーム起動時間を最大50%短縮、操作遅延を80%低減。Tencent GVoiceとの連携で通信環境悪化時もクリアなボイスチャットを維持可能。

■ 次世代通信技術を統合
T8300は3GPP Release 17規格に準拠し、5G NR NTN衛星通信と5G MBSラジオなどの機能を融合し、5Gアプリケーションシナリオを拡大した。また、T8300は100MHz帯域幅のキャリアアグリゲーションに対応。SA/NSAデュアルモードとVoNR/VoWiFiを対応。前世代比20%以上の消費電力削減を達成した。

MWC 2025会場ではT8300搭載の「nubia Neo 3 5G」ゲーミングスマホが初披露した。現在、紫光展鋭の5Gソリューションは世界76カ国で展開され、世界中のユーザーに便利な5Gスマート体験を提供している。
UNISOCは「専門性」「共創」「挑戦」の価値観を基盤に、半導体技術革新を通じた社会価値創造を推進し、次世代スマートデバイス向けソリューションの進化を加速させている。
(注:本記事のデータは展鋭研究所のテストデータに基づく。実際の状況はバージョンやテスト環境によって異なる場合がある。)

