

3月13日、Bluetooth技術の国際標準化団体「Bluetooth技術連盟」(Bluetooth SIG)は、新しい中国法人の「藍牙技術(北京)有限公司」(Bluetooth SIG (Beijing) Technology Co. Ltd. )が、中国北京に本社、上海と深センに支社を設けられていたと発表した。これは、急速に成長する中国の連盟会員により適切なサービスを提供し、中国のBluetoothエコシステムの発展を支援することを目的としている。
Bluetooth技術連盟の会長のAlain Michaud氏は、中国がBluetooth技術の重要なハブで、Bluetooth技術連盟にとって重要性がますます高まっていると述べていた。中国法人の設立は、中国および世界全体でのBluetooth技術の発展を推進するという連盟の決意を反映しており、重要な中国会員に対してより強力なサポートとリソースを提供することを可能になる。
中国は世界のBluetoothエコシステムにおいて重要な役割を果たしており、現在6,500社以上のBluetooth技術連盟会員企業が中国に所在し、世界で2番目に大きな会員集中地となっている。世界で出荷されるBluetoothチップの約50%が中国のメンバー企業によって開発され、世界で販売されるスマートフォン(Bluetoothの主要プラットフォーム製品)の約50%が中国の会員企業によって開発されている。
Bluetooth技術連盟は、中国の会員がBluetoothエコシステムの発展を推進する上で極めて重要で、会員企業の成功を継続的に支援していると指摘した。そのため、Bluetooth技術連盟の中国法人は、ローカライズされたサポート、リソースと専門知識を提供し、中国企業がBluetooth技術の可能性を最大限に発揮できるように支援する。
Bluetooth技術連盟のCEOのNeville Meijers氏は次のように述べていた。Bluetoothなどの国際技術標準の繁栄は、グローバルな協力と参加に依存している。オープンスタンダードモデルにより、世界中の企業がBluetooth技術を実装し、活用できると同時に、Bluetooth技術の継続的な発展を促進している。このような協力方法により、Bluetooth技術は常に強力で多機能かつグローバルな影響力を持つことが保証されてる。
中国企業に関して、通信機器大手のファーウェイ(Huawei)の産業発展副総裁の秦堯氏は「Huawei の端末事業は、最新の技術を消費者に提供し、世界中のより多くの人々が技術進歩の恩恵を享受できるようにすることに取り組んでいる。Bluetooth技術連盟の中国法人は、現地産業の協力を強化し、中国企業が世界市場に参入するのを支援する。Bluetooth技術連盟およびその会員企業とともに、開放性と相互運用性を兼ね備えた技術の発展を推進し、世界中のより多くの消費者がその恩恵を受けることを期待している。」ということを述べていた。
中国スマートフォン大手のシャオミ(Xiaomi)のソフトウェア部門総経理の張国全氏は次のように述べていた。「Bluetooth技術は、シャオミのスマートエコシステムにおいて極めて重要な役割を果たしている。Bluetooth技術連盟が中国市場を拡大し続けていることを嬉しく思う。今後もさらなる協力を通じて、イノベーションを加速し、ユーザー体験を向上させ、新たなビジネスチャンスを開拓することを期待している。」と話していた。

