

2025年3月31日(中国・深圳)―― ハイブリッドビジョンセンシング(Hybrid Vision Sensing,HVS®)技術のリーディングカンパニー鋭思智芯®(AlpsenTek)は、グローバルシャッター画像技術とイベントベースビジョンセンサー(EVS)技術を画素レベルで融合した世界初のハイブリッドビジョンセンサー「ALPIX-Pizol®」を正式に発表した。暗所性能・高フレームレート動作捕捉・高ダイナミックレンジ撮影・超低消費電力感知を兼ね備えた世界初のセンサーとして、低演算能力端末向けAI感知・超低電力撮影・ドローン・ロボット・スマートシティ分野に画期的なマルチモーダル視覚ソリューションを提供できる。エッジAIと空間知能産業の生態系構築を推進する。

GESP画素設計+3in1モードでAI知覚新次元を開拓
ALPIX-Pizol®は1/4インチサイズで130万画素のGESP™(Global Event Sensing Pixel)を搭載。画像・イベント・融合の3動作モードを備え、各モードで通常/低消費電力設定を選択可能。モード間はミリ秒単位で切り替えが可能な「3×2モードマトリックス」により、AI視覚シーンを網羅する新次元の知覚基盤を構築:
1.高性能グローバルシャッター画像モード(GS):1.3MP/120fpsの画像を出力。業界同規格グローバルシャッターセンサーと同等性能を実現。

△ALPIX-Pizol(左)は全画素同時露光により、ローリングシャッター(右)の歪み(ジェリー効果)を解消
2.低遅延変化感知イベントモード(EVS):最大1000fpsの高時間分解能イベント信号を出力し、動体情報を効率的に捕捉。

△ALPIX-Pizolは低照度高速環境下でも高精細なイベントデータを生成し、画質補正を支援

3.独自融合視覚モード(eGS):GS(画像)・EVS(イベント)・HVS(融合)モードを柔軟に切替可能。HVSモードでは画像とイベントデータを同時出力し、あらゆる照明条件下でAIに高品質画像データと高精度運動データを安定供給。

ALPIX-PizolはAI視覚シーン向けに、3動作モードに対応した低消費電力設定「LPGS(低電力グローバル画像)」「LPEVS(低電力イベント)」「LPeGS(低電力融合)」を新搭載。例:LPEVSモードでは超低消費電力(例:VGA 30fps時<1.5mW)で機械学習用特徴量データを直接抽出可能。センサー側とプロセッサー側双方の電力・演算負荷を大幅低減。LPGSモードは従来比1/30の消費電力に抑える。
独自超低電力モーション検知で段階的トリガー判断を実現
ALPIX-Pizolは鋭思智芯(AlpsenTek)独自の「ULPMD(超低電力モーション検知)」と「LPMD(低電力モーション検知)」モードを内蔵。ULPMDモードではマイクロワット級(μW)でリアルタイム変化感知・トリガー機能を発揮できる。LPMDモードではミリワット級(mW)の低消費電力で動作する。常時稼働型ALS(AON-ALS)と高速自動露光(FAST-AE)機能により、初回フレームの画像/イベントデータ即時利用を可能にした。
核心技術優位性
1.暗所高速性能:0.1ルクス(レンズ仕様6mm f/1.2)の極低照度環境下でも1000fps相当の運動情報を出力。暗所シーン機器の高速知覚能力を強化。

△0.1ルクス環境下での運動検知を実証
2.高ダイナミックレンジ高速捕捉:フル解像度・1000fps動作時に単フレーム120dBのHDRを維持。極端な照明変化・高輝度差シーンにも対応し、同クラスグローバルシャッターセンサーを上回る。

△高輝度差環境下での精密な変化感知
3.超低消費電力設計:EvMo™技術による画素内の動き特徴抽出を実現するため、EVSモードでセンサーの消費電力を大幅に削減した。消費電力は従来の全体露光イメージセンサーのわずか1/20-1/5に低減した。
4.データ効率化とシステム負荷軽減:イベントモードでは変化情報のみを抽出し、システムリアルタイム性を向上できる。単位時間データ量は従来画像センサーの10~20%に削減した。演算負荷・伝送帯域・ストレージ圧迫を緩和し、システム効率を改善できる。AI視覚システムのカーボンフットプリント削減と運用コスト低減に貢献する。
全シーン対応:コンシューマーエレクトロニクスからIndustry4.0まで
スマホ/アクションカメラ:EVS AI-enhanced技術による映像ボケ除去・動画フレーム補間・AI-ISP機能を実現できる。マルチモーダルデータを活用したAI-Motion運動知覚アプリケーションを支援する。
AI-PC/タブレット/XRヘッドセット:高耐障害性のリアルタイム眼球追跡・ジェスチャー認識・空間インタラクションを実装できる。センサー遅延・アルゴリズム/システム消費電力の低減により製品操作性を向上する。
ドローン/ロボット/自動運転:高速障害物回避・物体追跡機能を搭載する。動きによる画質劣化を補正し、高速3Dスキャン・モデリングを支援する。複雑な照明環境下での動体捕捉に最適化させる。
産業用ビジョン:歪みのない全天球露光画像+高時間分解能イベントデータ、低照度・暗所での高速生産ライン検査や高速3Dスキャン・モデリングデータをサポートする。
鋭思智芯(AlpsenTek)について
鋭思智芯®は統合型ビジョンセンサの研究開発メーカー。「イノベーションで視覚の未来を再構築」「画素が生む無限の可能性」を理念に、独自のHVS®(Hybrid Vision Sensing)技術を開発した。ALPIX®シリーズハイブリッドビジョンセンサーにより、スマートフォン/民生用向け機器・ロボティクス/自動車・セキュリティ/エッジAIデバイス向けに高効率マルチモーダルソリューションを提供する。ビジョンAIエコシステムの進化を継続的に推進している。

