

2025年4月23日、中国EV「NIO(蔚来汽車)」は上海モーターショーで世界初の量産型5nm自動運転チップ「NX9031」が「NIO ET9」への搭載を皮切りに量産開始したという。自動運転チップ「NX9031」1枚あたりは「NVIDIA Thor-X」と同じレベルの演算性能を持っている。今後は順次「NIO(蔚来汽車)」の新型車モデルに搭載する予定だ。

2023年12月23日夜、「2023 NIO DAY」というイベントで、NIOは自社初の自動運転チップ「NX9031」を披露した。
情報によると、自動運転チップ「NX9031」は車載用5nmプロセスを採用し、500億個以上のトランジスタを搭載し、32コアCPUを内蔵したという。また、HDRIを持つ高性能ISPと独自開発のNPU推論アクセラレーター(NPU TPP、Total Power Performance <4800)を搭載し、多様なAIアルゴリズムを柔軟に処理可能となる。車載用自動運転チップとして、「NX9031」は「ASIL-D」という機能の最も高い安全レベルを取得した。


NIO(蔚来汽車)の創業者兼CEO・李斌(リ・ビン)氏は「この前、NIOの自動運転システムは4枚の「NVIDIA Orin X」を採用し、計算力は1000+TOPSであったが、「NX9031」の場合は1枚で達成可能となる」と性能優位性を強調した。
2024年7月27日、「NIO IN 2024」というイベントでは李斌は「NX9031」のテープアウトが成功したと正式に発表した。

李斌はまた、NIOの「NX9031」と業界フラッグシップのスマート・ドライビング・チップを同じ仕様の800万画素カメラでライブ比較する様子を現場で披露した。
比較の結果によると、暗い光環境での光感度や画像の細部にかかわらず、NIOの「NX9031」は明確な優位性を持っており、これはスマートドライビングにとって大きな意義がある。


注目に値するのは、NIO「NX9031」がテープアウトに成功してから1年も経たないうちに量産にも成功したことだ。

