

6月3日夜、EMS(電子機器受託製造サービス)世界最大手の台湾フォックスコン(鴻海精密、ホンハイ)の子会社Foxconn Assembly LLC. は、米国テキサス州ヒューストンにある2工場の使用権を取得し、総賃料は約5,655万米ドル(日本円で約80億円)と発表した。市場関係者は、この投資が同社のテキサス州における人工知能(AI)サーバー生産ラインの拡充を継続し、北米顧客への対応を強化するものと分析している。
鴻海(ホンハイ)の発表によれば、子会社Foxconn Assembly LLC. はTDC Innerbelt NW 34 Partners, LLC. との取引により、総面積が約60万平方フィート(約55,742平方メートル)のヒューストンの2工場を賃借したという。2工場の賃貸期間はそれぞれ122ヶ月と124ヶ月だ。
注目に値するのは、2024年11月下旬に鴻海(ホンハイ)も子会社Foxconn Assembly LLC. の代わりに、3,303.3万米ドル(約47億円)を投じ、米国テキサス州ハリス郡((Harris County))の土地および工場を取得していた点だ。
5月中旬、鴻海(ホンハイ)は企業発表で2024年度の設備投資額の規模が20%以上増加し、その60~70%が生産能力拡大に充てられると予測している。対象地域としてはインド、ベトナム、米国、メキシコなどの工場を挙げていたという。
一方、4月中旬、AIチップ大手メーカーのNVIDIA(エヌビディア)はテキサス州にスーパーコンピューター工場を建設していると表明した。また、NVIDIAは鴻海(ホンハイ)及び緯創資通(ウィストロン)と協業し、それぞれヒューストンとダラスでスーパーコンピューター工場を構築し、今後12~15カ月以内で量産を開始する予定だ。
(為替換算レート:1ドル=143円で計算)
(原文:https://www.icsmart.cn/92649/)

