
Horizon Roboticsはこのほど、エントリー向け先進安全運転支援システム(ADAS)向け次世代車載AIコンピューティングソリューション「Jouney 6B」の初回起動に成功した。基板通電から映像出力までわずか23分を記録し、自動運転コンピューティングソリューションの起動速度で業界新記録を樹立。2024年の発表以降、ミドルレンジ向け「Jouney 6E/M」は複数主力車種で量産中、ハイエンド向け「Jouney 6P」も年内に奇瑞汽車(Chery)の車種で量産開始予定だ。今回のローエンドADAS市場向け「Jouney 6B」起動成功により、Horizon RoboticsのJouney 6シリーズは全階層対応プラットフォームとして完成していると示す。高性能コンピューティング基盤により自動運転技術の普及を加速させた。

業界最速起動!Jouney 6Bが先進安全の新基準を確立
ADAS市場では現在、先進安全性能の向上とコスト削減が同時に求められている。HorizonのJouney シリーズがモノカメラシステム分野で培った量産実績を基に、Jouney 6Bは製品性能を大幅に向上。パートナー企業が最高コストパフォーマンスを実現するモノカメラソリューション構築を支援し、先進安全技術の新たな基準を打ち立てる。
Jouney 6BのAI演算能力は18TOPS。Horizonのハードウェア・ソフトウェア統合技術の集大成である「BPUナッシュ」アーキテクチャを採用し、Transformerやオプティカルフローなど主流アルゴリズムを効率的に処理可能。全ステックのコンピューティングタスクに対応し、演算性能は従来比2倍以上向上。同クラス製品を大幅に上回る知能化レベルを実現した。

Jouney 6シリーズの先進設計理念を継承し、最適なシステム性能とコストを両立。高集積設計により、Horizon前世代モノカメラソリューション比でシステム性能2倍以上向上、システムコスト25%以上削減、消費電力30%以上低減、モジュール体積40%以上縮小を達成した。
安全性では完全な車載安全規格認証を取得済み。業界最大規模の先進安全テストシナリオライブラリによる検証を通過し、最新NCAP法規基準に対応している。

現在、Jouney 6Bを採用した複数の共同プロジェクトが進行中。世界トップTier1 サプライヤーであるBoschは本チップを基盤とした次世代マルチファンクションカメラプラットフォームを開発中で、2026年中の量産を計画。すでに中国国内外複数自動車メーカーからプロジェクト採用を獲得している。2024年、Horizonは中国国内自主ブランド乗用車のモノカメラシステムコンピューティングソリューション市場でシェア30%超を占め首位を獲得。Jouney 6Bはモノカメラ市場における同社のリーダーシップをさらに強化する。
全階層対応完成!Jouney 6シリーズが自動運転普及を加速
自動運転技術の真の普及には、エントリー安全運転支援から市街地運転支援まで、性能とコストを両立させ、あらゆる価格帯の車種でユーザーに安心快適な体験を提供する必要がある。Jouney 6シリーズの製品設計はこの洞察に基づき、18TOPS~560TOPSの演算能力をカバー。業界初の全階層対応自動運転コンピューティングソリューションとして、発表からわずか15ヶ月で全ラインアップを完成させた。これはHorizonのソリューションが開発から量産まで全プロセスで進化したことを意味する。

各市場セグメントでJouney 6シリーズは高い競争力を発揮。ミドルレンジ市場では高性能とコスト競争力を兼ね備えたJouney 6E/Mが20社超の自動車メーカーから採用を獲得し、100車種超のスマートカーを支援。市街地運転支援市場ではハイエンドフラッグシップ「Jouney 6P」が現行最強のコンピューティングソリューションとして位置付けられ、これを基盤としたHorizon市街地運転支援ソリューション「HSD」はChery「Falcon」システムの先進ソリューションとして、2025年内にEXEEDブランドで世界初量産される。

業界をリードするハード・ソフト統合技術と協業体制、800万個超の出荷実績で蓄積された量産エンジニアリング経験により、Horizon・Jouney シリーズは各世代の開発・量産速度で業界水準を上回り続けている。自動運転技術の多様なシナリオへの迅速な展開基盤を強化し、より安全で快適な移動体験を全てのユーザーに届けるべく、新たな記録を更新し続けていく。
(原文:https://www.icsmart.cn/94026/)

