
7月20日、中国マートフォンメーカー のOPPOは冷却性能に関する「ブラストクーリングエンジン」技術説明会を開催し、スマートフォン冷却技術の最新成果を発表した。スマートフォン史上最強の冷却技術の「ブラストクーリングエンジン」は、「超大風量」「超小型設計」「超強力防水」「高度なソフトウェア制御」という4つの優位性を備え、OPPOの冷却技術革新の集大成だけでなく、ユーザーにも革新的な冷却体験を提供する。

OPPOの開発ディレクター、康南波(カン・ナンボ)氏は「従来型スマートフォンの受動的冷却機能は限界に近づいており、能動冷却はスマートフォン冷却のボトルネックを打破する道だ。ブラストクーリングエンジンは、優れた性能・高密度実装・信頼性を強みとし、現時点で市場最適な能動冷却ソリューションだ」と述べている。

ゲームプレイや屋外の高温環境は、常にスマートフォン性能を厳しく試す環境だ。ゲームの負荷と消費電力の増加につれ、冷却機能が持続的な性能発揮のボトルネックとなっている。屋外環境では、太陽放射の影響により、受動冷却ではユーザー体験を効果的に改善することはほぼ不可能だ。スマートフォン冷却の新たなブレークスルーを実現するには、能動冷却が唯一の解決策だという。
ブラストクーリングエンジンは、OPPOが能動冷却のニーズに応じて生み出した新ソリューションだ。4年の研究を経て、「風量の大きさ」「小型設計」「防水性能」という3特性により、流体力学、熱工学、工業デザインのバランスを実現でき、スマートフォン史上最強の冷却技術となった。
ブラストクーリングエンジンには0.1mmの超薄型ファンブレードにより、毎分18,000回転という超高速回転速度を達成し、風量を20%向上させた。さらに、ブラストクーリングエンジンは冷却フィンを業界に先駆けて導入した。13枚の超薄型0.1mmフィンが適度な間隔で配置され、熱交換の放熱面積を10%拡大した。

内蔵ファンモジュールによる筐体厚さの課題を解決するため、ブラストクーリングエンジン はOPPOの精密設計技術を継承した。モジュールの高密度実装により、従来比で体積を70%縮小した。同じ電池容量下で厚さを0.4mm削減し、総重量も2.8gになった。超高集積モジュールにより、同じ筐体厚さで電池容量を600mAh増加可能とする、モジュール設計の新たな基準を打ち立てた。

超大風量と超小型設計を両立する ブラストクーリングエンジンは、世界初の完全防水仕様を実現した。超高精度溶接技術を採用し、最も厳格な気密検査を実施し、業界唯一のIPX9・IPX8・IPX6の防水等級をユーザーに提供する。

従来の冷却グッズはメイン発熱源への直接冷却が困難だったが、OPPOは冷却液+TEC(半導体冷却)空冷を融合した新ソリューションを開発し、高温箇所(赤外線サーモ画像で赤く表示される領域)への冷却を可能にした。このアクセサリーパッケージには、マイクロポンプ液体冷却マグネティックケースと27W IceWing マグネティック空冷ファンで構成されている。双方が相乗効果を発揮し、液体冷却と空冷技術を組み合わせて、快適な体験を実現できる。

康氏は「ブラストクーリングエンジンは、OPPOが4年間注力した冷却技術革新の集大成で、数十件のスマートフォン能動冷却特許を含み、スマートフォン史上最強の空冷技術だ。今後も業界の皆様と協力し、新たなスマートフォン冷却体験を共に創り上げていきたい」と述べていた。
(原文: https://www.icsmart.cn/94368/ )

