アリババ、NVIDIAと巨額H200チップ注文で合意か
2026-01-13半导体行业动态半导体AI

複数の海外メディア(彭博社、Reuters、Yahoo Financeなど)によると、阿里巴巴グループ(アリババ)がNVIDIAに対し、H200 AI高性能GPU(グラフィックス処理ユニット)を20万台以上注文する意向を非公式に伝えたという情報が報じられ、市場で大きな注目を集めている。



このニュースを受け、アリババの株価は前日(1月9日頃)に一時5%超上昇し、香港市場でも最大4.8%高を記録した。投資家は、中国政府が今四半期(2026年第1四半期)中にH200チップの商用限定輸入を承認する可能性に期待を寄せており、これがアリババをはじめとする中国大手テック企業のAI・クラウド事業を後押しすると見ている。



2025年末、トランプ政権がH200チップの対中輸出を25%の特別税(収入シェア)を条件に許可したことを受け、NVIDIAは中国市場への再参入を本格化。中国企業はこれまでH20(性能を大幅に制限した中国向け特注版)しか入手できず、AI大規模モデル訓練で米国勢に後れを取っていた。





H200はHopperアーキテクチャのハイエンドGPUで、H20の約6倍の性能を発揮するとされ、中国企業にとっては待望の「最強級」チップとなる。報道によると、中国全体で既に200万枚以上のH200注文が入っており、NVIDIAの在庫(約70万枚)を大幅に上回る需要が発生しているため、同社は台湾TSMCに追加生産を依頼し、2026年第2四半期以降の本格供給を目指している。



ただし、NVIDIAはリスクヘッジとして、中国顧客に対し全額前払いとキャンセル不可・仕様変更不可という極めて厳しい条件を課している。



アリババは中国企業の中でAI投資額が最大級であり、クラウド事業(Alibaba Cloud)の成長が今後の鍵を握る。H200の安定供給が実現すれば、大規模言語モデル(LLM)の訓練・推論能力が飛躍的に向上し、ByteDance(TikTok母会社)やTencentなど競合とのAI競争で優位に立てる可能性が高い。



専門家によると、この注文が実現した場合、潜在的な取引総額は数十億ドル規模に達する見込みで、アリババのクラウド収入は2026年末までに25%以上の成長を遂げる可能性もあると指摘されている。






(原文: https://chinanews.jp/archives/30172 )

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